ヒロアカ最終回号ワンピ扉絵「愛知の少年」誰のこと？どこで見れる？

2024年8月7日2024年8月29日

2024年8月5日発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」で、僕のヒーローアカデミアが最終回を迎えました。

そのヒロアカ最終回号で、尾田栄一郎先生のワンピース(1122話)の扉絵がいつもと雰囲気が違うことも話題となっています。

尾田先生が描いたスモーカーのイラストの下に「22年前に愛知県の少年が描いてくれたスモーカーの絵をマネしてみて」とあります。

多くのファンが「え？これって堀越耕平先生のことでは」と気になったはず！

22年前の愛知県の少年はヒロアカ作者の堀越耕平先生なのか、そしてその元の絵はどこで見れるのかなど、まとめました。

まずは結論から！

22年前の愛知の少年は堀越耕平先生(当時15歳)
堀越先生が描いたスモーカーはワンピース単行本23巻と77巻で見れる

ヒロアカ最終回号では呪術廻戦もますます見逃せない展開中！

ヒロアカ最終回号でワンピース扉絵「愛知の少年」誰のこと？

当時15歳だった、堀越耕平先生のことです。

堀越耕平先生が、22年前にワンピースのイラストコーナー「ウソップギャラリー海賊団」にスモーカーのイラストを投稿しました。

「白猟のスモーカー」と書きスモーカーのイラストを描いています。

そのイラストの横に「愛知県堀越耕平さん」と名前がしっかり記載されています。

あとワンピース77巻でとんでもない事が起きています。尾田先生に直接お礼を言う、って長年の目標を新年会でようやく達成し「コミックスのネタにしていい？」と聞かれたのですが、まさか１ページ丸々割いて紹介して頂けるとは！あと10冊買います。 pic.twitter.com/yUOSHqK8Be

— 堀越耕平 (@horikoshiko) April 3, 2015

デビュー後、ジャンプの新年会で堀越先生自ら尾田栄一郎先生に感謝を伝えたようですね。

堀越耕平先生が描いたスモーカーはどこで見れる？

ワンピース単行本の「23巻」と「77巻」で見ることができます。

23巻→イラストコーナー「ウソップギャラリー海賊団」
77巻→765話の前の質問コーナー部分

23巻は2002年4月発売で、今から22年前です。

そこで当時15歳だった堀越耕平さんが、イラストコーナーに投稿したということになります。

77巻に関しては「当時読者だった堀越耕平先生のイラストが載っています」ということを、そのイラストとともに尾田栄一郎先生がお知らせしています。

「今立派にプロの漫画家となって花開いているのです！！」と感激されています。

そして、ワンピースと肩を並べて連載しているということにとても喜ばれています。

エモすぎる！尾田栄一郎先生の粋な計らい

堀越耕平先生は学生時代から尾田栄一郎先生に憧れていたようです。

好きだからリスペクトとしてイラスト投稿もされたのでしょう。

ワンピース好きは公言されているので、ご存知の人も多いかと思います。

その中でどこが特に好きか、といったことも米津玄師さんとの対談でお話しされていました。

米津：堀越さんは、『ONE PIECE』や『NARUTO-ナルト-』に影響を受けたと聞いたんですが、それぞれの今一番好きなシーンが知りたいです。

堀越：好きなシーンが多くて、１つに絞るのは難しい（苦笑）。「今」ということなので、今パッと出たシーンを挙げると、『ONE PIECE』はフランキーの回想で、師であるトムさんが捕まってしまった際に、大人しくしておくべきところをフランキーが「俺は無理だわ」と言い暴れるところ。

引用元：TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイト

当時尾田栄一郎先生に憧れていた15歳の少年が、時を経てジャンプの人気を支える大人気漫画家となる・・・もうエモすぎますね。

そして、ヒロアカ最終回という記念の号で、堀越先生が当時描いた絵をマネたものを自身の作品の扉絵にする。

「22年前に愛知県の少年が描いてくれたものをマネた」とメッセージ付きで。

この「22年前」「少年」というワードがもうなんか粋すぎますね。

尾田栄一郎先生と堀越耕平先生との、長きにわたるストーリー・絆みたいなものを感じます。

オリジナルの作者が読者の絵を採用し構図そのままマネて載せる。

これって、最終回を迎えた堀越耕平先生へ最大の敬意もあふれていますね。

堀越先生の憧れの人、尾田栄一郎先生にしかできないギフトだと思いました。